2022年04月15日
こんにちは!
わたなべ塾の鈴木千温です。
悪天候が続いていますね。
台風の影響がありそうな地域の方は、お気をつけてお過ごしください。
さて今日は、定期テストと模試の違いについてお伝えします!
中学生はたくさんのテストを受けないといけないので、とても大変ですよね。
何を目的に、なぜそのテストを受けるのかを理解すると、しっかり準備をして臨むことができます!
定期テスト(中間テスト・期末テスト)
各学校で決められた時期に、決められた回数のテストを行います。
テストは中学校の先生が作成します。
一番の目的は、学校で受けた授業の内容を理解し、身についているかどうかを確認することです。
テストの結果をもとに、成績(通知表や内申点)を決めます。
出題範囲:狭い(教科書2~3単元)
受ける人数:少ない(その学校に在籍している生徒のみ)
難易度:基礎(教科書レベル)
対策期間:2週間ほど(テスト2週間前に範囲発表)
模試(実力テスト)
塾や予備校で実施されるテストです。
専門の業者が作成します。
学力そのものを判断するテストであり、全体の中での自分の位置を知ることができます。
これは偏差値として数値化されます。(平均点=偏差値50)
中学校の定期テストだけでは分からないものです!
また学習塾や予備校では、入試の練習のために模試を受けることを推奨しています。
出題範囲:広い(今まで習った単元全て)
受ける人数:多い(全国誰でも受けられる)
難易度:基礎~応用(学校で習わない問題も出る)
対策期間:日々の積み重ね(短期間の対策では間に合わない)
<まとめ>
定期テスト:学校の授業の理解度をはかる。成績を付ける材料。
模試:自分の学力と位置(レベル)を知る。入試の練習。
高校受験をする中学生は、遅くとも中学3年生からは模試を受けることを強くおすすめします!
定期テストの成績のみでは、自分に合った高校を正しく選ぶことができないこともあります。
模試は都道府県によって内容が大きく異なるので、自分が行きたい高校のある都道府県の実施する模試を受けてくださいね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。